2006年 8月
気持ちと一緒に届くモノ
〈8/10〉
大量のパンを焼いた実家の父が(趣味?仕事?)
私たちにも送ってくれると電話がありました(嬉しい!)
宅急便にて、パンが次の日の午後に届くのを楽しみに…♪
〈8/11〉
ところが、夕方になってもパンは届きません。
心配になって、とりあえず最初に実家に確認の電話を入れました。
電話に出た父は、しきりにパンの状態を聞いてきます。
ちがうの、パンは届いてないのです…
次に、地元の宅急便のドライバーさんに電話で聞いてみました。
しかし、我が家宛の配達は無いと。
もう一度実家に電話してその旨を伝え、
今度は、父が宅急便の営業所に確認の電話…
少しして父から電話があり、
「フザケテル〜!」と、第一声。
話によると、
10日の午前中に宅急便に集荷の依頼をしたのに
夕方になっても来ないので、
再度、集荷依頼の電話をして、その後宅急便が集荷に来た。
なのに、
何故か、その日営業所から出発するトラックに荷物を乗せず、
次の日(11日)出発したトラックにパンが乗っている。
ということは、配達されるにはもう一日かかるということ。
ムムム。
その運送会社さんと実家は、もう20年以上の仕事のお付き合い。
しかし、時にはこういうことも…
荷物の中身は焼きたてのパン。
それが猛暑の中、丸々三日経ってしまったらカチカチになってしまうかも…
怒りとガッカリの私と父は、しょうがないから(?)お互い謝り、
静かに電話を切ったのでした。
明日の午後には着く。
パンは大丈夫か!?
〈8/12〉
「ピンポ〜ン」
なんと、朝一番にパンが届きました!
箱を見ると「ANA」のシール。
航空便です!
急いで箱を開けると、中には白パンとライ麦パンがキッシリ!
パンは大丈夫!
湿度を吸った紙がパンを覆っていたので、乾燥は免れました。
すぐさま実家に電話を入れ、
航空便で届いたこと、パンの状態を伝え、お互い安心しました。
たくさんのパン、ありがとうございました。
忘れちゃいけないのは、宅急便の機転です。
ミスをしてしまったのはしょうがないですが、
そのロスを最小限にとどめるために努力してくれたこと。
もう走り出してるトラックの荷物を、どこからか航空便に切り替え
届けてくれました。
その荷物1個のために、何人ぐらいの人が関わったのでしょう。
運送会社の誠意が伝わり、
改めて、実家で長い間取引を続けてる理由がわかりました(ニャン)
〈夜〉
パンと、スパゲッティと、焼き野菜たっぷりのサラダをムシャムシャ。
「男はつらいよ」を観ながら、楽しく美味しい夜ごはん。