Bean Bag blog

ぐるっと1400キロのお話

法事のために車で山形へ帰郷。
通勤割引・深夜割引と、ETCの割引をフル活用して、
夜通し北上します（私が運転する訳じゃないけどネ）。

山に朝靄がしっとりとかかる早朝、新潟県から山形県に入りました。
道路の両側に山々がせまり、モグモグモグモグと食べられてしまいそう。

まだ四時過ぎというのに、
農家お馴染みのキャップ帽をかぶり、田植機を運転してる姿があちこちに見られます。

だいぶ明るくなった頃、見慣れた懐かしい街道、私の実家に到着しました。

ネルシャツにハイウエストの相変わらずの父。
寝起きで顔が変形してる母。おまけに声も別人（さっそく私のツッコミ）。
今回が初対面のセントバーナード。子犬のはずが、既に45キロ！
そして、
里帰り出産をして、母になった妹。
二階の部屋から赤ちゃんの鳴き声が聞こえていました。

畳の湿気と弾力を足の裏で感じ、
「自分の育った家」がビビッとダウンロードされるようです。

ああ、帰ってきた…！

弟夫妻と子供達も勢揃いして、ワイワイとお墓参り。
じぃばぁ、これが七年間だよ〜。

photo:携帯電話

夜はしっかり夜。
車も走らず、お店もなく、昔の子供が知ってる夜。
外でタバコを吸うダンナ方。
タバコの味も香りも、さぞかしいいでしょう。

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田植えを手伝いました。
年期の入った田植機「さなえ」。
ボディは錆びてても、今年も年に一度の晴れ舞台です。

苗箱１箱3000円。
改めて、心して、一粒の米も大事に食べなくては。

photo:携帯電話

山形を離れてから、そう長い年月が経った訳ではないけれど、
勉強になることや感動することが本当に多くなった気がします。
それらは地元の人が普通に生活している中にあって、
当たり前になってる実は贅沢なこと。

いいな〜。

次はいつだろう？？

その時に自分がぼやけていないように、manako開いて生活しますよ〜。