2006年 5月
クレマチス
photo:OLYMPUS PEN F
とても種類の多いクレマチスですが、
私は、これが一番好きです。
友達の家に咲く、クレマチス。
「猫」といえば
photo:OLYMPUS PEN F
彼の名は「ブーニャン」
実家で飼っている猫です。
4年前の秋に、突如ノラ猫として現れました。
初めて見た時、まるで宮崎駿の世界に出てくる猫のようで、
私は仕事を放って少し追跡したほどです。
何かが始まりそうで、とてもワクワクしました。
顔見知りになり、そのうち自宅前のテラスで毎日くつろいでいました。
だんだん寒くなり、雪がちらつくようになった頃、
覚悟を決めて捕獲し、我が家の飼い猫にしました。
そもそも生粋のノラ猫ではないな、と家族みんなが思っていたので、
寒く雪深い東北の冬を、春まで乗り切れるだるうか…
その事がきっかけになりました。
彼は、
決して急がずゆっくり横断したり、道路の真ん中でお腹を出すような性格と、
毛もくじゃらの風貌もあって、近所では有名なノラ猫でした。
後で知った事ですが、
私の他にも、彼を家に引き止めようとした人がいたそうですが、
絶対ムリだったと聞いたので、100%無理強いじゃなさそうで
少しホッとしました。
名前はノラ時代の呼び名がそのままに…見た目通りです(笑)
昨年の冬から具合が悪く、治らない病気が発病しました。
日によって調子が良かったり悪かったりしながら、
いつものように家族と戯れて過ごしているようです。
なかなか会えなくなりましたが、
帰った時には、いつもの無愛想な顔で、
歩けないほどにまとわりついて下さいませ。
友
photo:OLYMPUS PEN F
私の実家のお向かいに、お婆さんが住んでいます。
木々が生い茂る小道の先に、古くて大きい茅葺きの彼女の家があります。
90歳を超える彼女は、親と一緒に暮らしていた時代と同じ、
ほぼ時給自足の生活を、当たり前に続けています。
井戸水を生活水とし、畑を耕し、太陽と共に寝起きをするのです。
冬に井戸水が凍ると、バケツを持って私のところに水をもらいに来ます。
彼女と私は友達です。
昨年の冬に、心配した親戚の方が彼女を家に連れて行ったと聞きました。
今年、春になっても、彼女は家に帰って来てないようだと
実家の家族が私に教えてくれたので、
先日、彼女の親戚の方と電話で話をしてみました。
彼女はとっても元気にしているそうです。
親戚の方は、
本人はどうか知らないけれど、今後彼女を家に帰すつもりはないと言いました。
それは、きっと当たり前のことなんでしょうね。
いや、
当たり前どころか、身寄りがないのに心配して面倒をみてくれる
親戚がいることは、すごく有り難いことですよね。
きっと。。。
ただ、
ただ、主があの家に帰ってくることはないのだ…
花や山菜が、彼女に採られることはないのだ…と。
今度、実家に帰る時は、海老せんべいでもおみやげを持って、
彼女に逢いに行こうと思います。
きっと
「向かえの姉さま?」って。
その後は、耳の聴こえない彼女のために、近所迷惑の大声で…!
バナナ月スイカ日
photo:RICOH GR DIGITAL
早いもので、今年も5ヶ月目。
昨日に引き続き、今日も暑いです!
外はジリジリと陽が照りつき、アスファルトの焼けた臭いまでします(!)
おやつに、さっそく冷やしたスイカを食べましたよ。
でも5月って、夏だったかなぁ…??
買っておいたバナナの熟成がどんどん進み、ヒョウ柄になってしまったので
バナナケーキを焼きました。
シナモン風味のバター生地に、ピュレしたバナナを合わせた
シンプルなパウンドケーキ。
焼いてる時の香ばしさはたまらないのですが、オーブンを使うとまたまた暑い!
再びスイカに手がのびそうデス…