2009年 1月
出てきてくれて、ありがとう(ドロロロ)
photo:OLYMPUS PEN F
昨夜は雨と風と雨漏り(!)の音が酷くて、まともに寝れませんでした…。
おかげで何度も何度も目覚まして、その都度夢をみる有様。
今朝、最後みた夢には死んだ祖母が割烹着姿で出てきてました。
喜んだ私は、
「ばあちゃん!ばあちゃん!出てきたのぉ!?」
と祖母に駆け寄り、ぎゅーっと抱きしめました。
「出てきたのぉ!?」
の意味は、
「私の夢に出てきてくれたのぉ!?」
じゃなくて、
「お化けになって出てきてくれたのぉ!?(^^)」
の意味で、祖母が死んでることを判ってて、お化けでも嬉しがる私でした。
写真は、生前祖母が毎年仕込んでいた「青菜漬け」の青菜です。
山形の冬の味です。
ennui
昨日は久しぶりに一日雨降りでした。
今年の冬は、雪も降らず雨も降らず、とっても乾燥していました。
なのでしっかり降った雨は、体にもしっとりと染み込むようです。
夜眠る時、窓の外でシトシト降る雨音を聞いていると、
いつかの時に還って行きます。
小学校低学年の時の、学校から帰宅した土曜日の午後。
厚い雲が空を覆い、今にも雨が降ってきそうな湿度の多さ。
家には珍しく誰もいなくて、ゴロンと茶の間で仰向けになる。
首を右に向けると、黒電話が二つ並ぶ窓から空が見える。
雲を目で追いながら、大家族で育った私が孤独を感る時。
時計の音、冷蔵庫の音、そして家が広く感じる。
物寂しいんだけど、湿った空気がなぜか心地いい。
このまま続いてもいいと思えそうな、灰色と黄色の混じった時間。
ポツ、 ポツ、 ポツ・・・
水を十分に含んだ雲が限界に達し、赤いトタン屋根に雨を落とす。
途端に雨音が増してきて、弟がせわしなく学校から帰って来た。
祖母もどこからか帰ってきて、外に干していた洗濯物を急いで家の中に放る。
あっという間にどしゃ降りの雨。
両親も畑から引き上げてきた。
そして、またいつものように家族が息づく家に戻り、つかの間の孤独は終了。
あの時感じた、ただ寂しさだけじゃない心地よさ。
家が自分を守ってくれてる安心感。
次にその時に還るのはいつだろう。
暗く湿った、穏やかな時には違いない。
photo:RICOH GR DIGITAL
2009年、新たな年も一週間が過ぎました。
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年末の凍えるような寒さは消え、すっかり青空の乾燥した日々が続いています。
スタッドレスタイヤに履き替えて準備万端ですが、
結局一度も雪が降ることなく…残念です。
どこかへ出かけることなく、家でゆっくり過ごしていたお正月ですが、
実家の弟一家が初めて愛知へ車で遊びに来ました。
おチビ二人を連れての今までの一番の遠出のようですが、
よくぞいらっしゃいました!ようこそ愛知へ!
そんな訳で、写真はみんなが大好き「となりのトトロ」の草壁家。
弟一家が来なければ私も行く機会がなかったであろう、愛・地球博の記念公園。
もし妹一家が遊びに来る時があったら、また行くかもしれません♪
(それにしても、草壁父は大きな樹が気に入って引っ越して来たはずが、
大きな樹をどっさり切った場所に家が建てられるとは、なんとも疑問?)
名古屋城、大須、コメダ、サツキとメイの家を堪能した弟一家は、
嵐のようにやって来て去って行きました(笑)
名古屋の次は、横浜、東京と山形弁を炸裂しながら賑やかに遊覧し、
ブロロロ…と雪の山形へ帰って行くのでしょう。
ホテルの窓から名古屋城がバッチリ